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南海トラフ地震が起こったとき、大阪はどうなるのか?

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さて、本日は大ネタ、「南海トラフ地震が起こったとき、大阪はどうなるのか?」という問題を、北摂地区をメインにしながらまとめてみたいと思います。

これだけ見れば、南海トラフ地震のときの地震、津波、そしてライフラインの寸断が丸わかり!となるような資料を目指して、まとめてみました。緊急時の持ち出しに便利な、防災グッズのまとめと合わせてどうぞ。

 

南海トラフ地震と大阪の防災:大阪市と北摂地区の情報を中心に

ポイント

・大阪府全域でほぼ震度6弱(立っていられない)

・津波の第1波は、2時間後に天保山に到達

・津波で、御堂筋・堺筋などが川になる

・20分後にキタとミナミの地下街は水没する。

・市内は、御堂筋以西は水没し、地下鉄は水没する。

大阪ビルディング協会の資料より引用(河田教授)

以下、具体的な項目ごとに見ていきましょう。

 

南海トラフ地震による津波:大阪市内の浸水は?安全な場所はあるのか?

南海トラフ地震後、津波がやってくると思われますが、津波の被害はどれくらいになるのでしょうか?

大阪市内の浸水予想地域の図です。

大阪城のある上町台地以西は浸水が予想されています。

地震発生から津波到達まで約2時間。上町台地に向かって避難するか、高いビルに上るか。

大阪府公開の資料に、淀川河口の潮位の変化の想定図もありました。

 

大阪市では、津波避難ビルの確保を進めているようですので、緊急時の避難先として一度ご確認ください。

津波避難ビル・災害時避難ビル一覧表(大阪市)

ちなみに、「高い場所」とは、建物の3階相当以上の高さのことだそうです。

 

その他、大阪府の被害想定の情報は、以下のページにまとめられています。

大阪府/南海トラフ地震対策

 

大阪市の北側は、どこまで津波が到達するか?

次に、淀川の北側のエリアに焦点を絞って、地震・津波被害を考えていきたいと思います。


写真ACより

大阪市北部の情報

では、大阪市北部の津波浸水想定を見てみましょう。図の引用元は、大阪府が公開している資料です(大阪府/南海トラフ地震対策)。一部編集しています。

阪急本線・十三駅周辺まではガッツリ浸水想定区域に入っていますね。

想定では、梅田~新大阪を結ぶ、御堂筋線界隈が津波想定被害の境界のようです。

 

豊中市の情報

ここまでは大阪市の情報が中心でした。大阪市の北側に位置し、北摂市町村の中で最も海に近い「豊中市」の津波被害想定はどのようになっているのでしょうか?

津波による浸水の想定は、豊中市最南部(神崎川流域)に1.0m未満の浸水が想定されています

豊中市を取り巻く地震環境より

想定では、一部を除き豊中市への津波被害はほとんどない、とのようです。

 

吹田市の情報

次に、豊中市の一つ”上流”にある、吹田市はどうでしょうか?

津波浸水予想地域

吹田市では南海トラフ巨大地震による津波による浸水はありません。

ただし、国が想定した津波浸水区域については、津波が河川を遡上することにより、神崎川沿いの10ヘクタール未満のエリアで、浸水深2メートル未満の被害を受ける可能性が報告されています。

津波・洪水避難ビル(吹田市)

想定では、吹田市への津波の被害はないことになっているようです。ただし、神崎川周辺は要注意。

 

茨木市の情報

吹田市の北東に位置する茨木市では、津波被害に対する言及はありませんでした。

非常時に必要な備蓄品の情報がよくまとめられていたので、それについては後述いたします。

 

ちなみに、兵庫県の近隣市町村については、尼崎市の津波被害予想が兵庫県のホームページに出ています。

 

北摂地域の地形的特徴からの安全性

さて、次に大阪の地形からの安全性について考えてみます。

大阪平野はかつて、河内湖という内海の中にありました。縄文時代に海だった場所というのも、津波による浸水被害の予想には役立ちそうですね。


大阪ビルディング協会の資料より引用(河田教授)

明治41年測量の古地図を見ると、千里丘陵以南と以北で高度が急に変わっていることが一目瞭然です。

今昔マップ on the web(http://ktgis.net/kjmapw/index.html)より地図を引用しています。

大阪府の想定の津波エリアを大幅に上回ったとしても、千里丘陵を超えての津波被害は考えにくそうです。

 

彩都は災害に強いのか?

北摂地区の千里丘陵は、津波に対しては巨大な防波堤として作用いたします。

そして、さらに北側の北摂山地のふもと、箕面市と茨木市にまたがるニュータウン「彩都(さいと)」では、災害に強い都市として、宣伝されています。

阪急阪神不動産の事業用地の募集の案内にて、このように分かりやすい説明図が載っています。

新名神高速道路の茨木千提寺ICの近くでもあり、震災時にも物流が寸断される可能性は低そうです。これって結構大事なことかも。

彩都の土地・住宅について興味がある方は、旧ブログに彩都の情報をまとめていますので、ご覧ください。

彩都(さいと)とは:西部地区の成り立ちと不動産

彩都から見る大阪平野の夜景:夜景の美しいマイホームはいかが?

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震災のあと、ライフラインの復旧までの見込みは?

さて、地震・津波の被害を乗り切った後も、ライフラインが寸断されていることが想定されるため、まだサバイバル生活は続きます。

大阪府は、「上水道」「下水道」「電気」「ガス」「電話」などにおいての障害のシミュレーションを行っています。以下の資料の図は、大阪府の資料から引用しています。


写真ACより引用

南海トラフ地震のあと、水道はいつまで使えないのか?

生きていくために最も重要な「水」。南海トラフ地震のあと、水道はいつまで使えないのでしょうか?


大阪府資料より

ポイント

・地震直後は、大阪府の94%程度が断水の見込み。

・1日で約45%まで断水エリアは減少。

・1週間後で約40%、1か月後で約14.3%

地震直後の断水エリアが、1日で半減するというのは興味深いですね。しかし、自分がそのエリアに入る保証もないので、1か月程度の水の備蓄はあった方がよさそうです(1か月もあれば、物流もかなり改善するでしょうが)。

 

南海トラフ地震のあと、トイレはいつまで使えないのか?

次に、トイレの問題を考えてみましょう。


大阪府資料より

ポイント

・地震直後は、大阪府の4%程度で下水道が使用できなくなる。

・1週間後で1.7%まで機能障害が改善する。

上水道に比べて、下水道は頑健なようです。おそらく、津波による淀川・浄水場の海水化の問題が、上水道の復旧をより難しくしているのでしょう。

しかし、大阪全土の水道管は全体的に老朽化しているという話ですので、実際にはもうちょっと悪い数字も想定しておく必要があるかも。

 

南海トラフ地震のあと、電気はいつまで使えないのか?

水の次に重要かも知れない、電気の障害と復旧についてみてみます。


大阪府資料より

ポイント

・地震直後は、大阪府の55%程度で停電する。

・地震発生1日後には、停電率は15.5%まで低下。

・1週間後で6.5%まで停電率が改善する。

南海トラフ地震のあと、かなり広範囲で停電が見込まれていますが、1日でかなり復旧する見込みのようです。

しかし、大阪北部地震や平成30年台風21号の経験から、豊中市内でも電柱が倒れて数日間停電が続いていたエリアもあるので、この見込みは楽観的なのかも知れませんね。

 

南海トラフ地震のあと、ガスはいつまで使えないのか?

電気かガスかどちらかが使えると助かりますが、ガスの障害はどのように見積もられているのでしょうか?

大阪府資料より

ポイント

・地震直後は、大阪府の17.4%程度でガスの供給が止まる。

・1週間後で16.1%と、改善はゆるやか。

ガスは電気よりも障害のエリアは小さいようですが、復旧も時間がかかりそうです。

 

南海トラフ地震のあと、携帯電話はいつまで使えないのか?

震災時には連絡手段として重要となる携帯電話の基地局は、南海トラフ地震のときにどのような損害を受けるのでしょうか?


大阪府資料より

ポイント

・地震直後は、大阪府の48.5%程度の基地局で停波。

・地震1日後には、14.1%。

・1週間後で5.3%で停波のまま。

地震直後には半分ぐらいの携帯電話が不通に。1日たてばかなり回復するものの、もしも瓦礫の下とかに埋もれていた場合、1日というのも長いかも知れません。

 

 

災害時の便利な防災グッズのまとめ

さて、「南海トラフ地震が起きたとき、大阪はどうなるのか?」というのを、公開資料をまとめながら順にみてきました。

地震・津波をしのいだ後も、地震直後は「大阪の94%の地域で上水道断絶、55%で停電、48.5%で携帯電話が使えなくなる」との予測が立てられており、大阪府民はそれに対する備えがあることが望ましいと思われます。

 

茨木市のホームページに、個人用備蓄物品が分かりなすくまとめられていました。

東日本大震災の状況を踏まえ、個人の備えとして

  • 食料
  • 飲料水
  • 乾電池
  • 携帯電話の電池充電器
  • カセットコンロ
  • 簡易トイレ

などの家庭備蓄を1週間分以上確保する必要がある示されました。

 

このような備え、ありますか?

せっかくの機会ですので、自身の比較検討用も兼ねて、災害時緊急持ち出し用の、最低限の物品がまとめられたリュックサック商品を記載しておこうと思いますので、ぜひお役立てください。

メーカー 金額 保存水 保存食 保存期間
①Defend Future 1人用 13800円

2人用 19800円

(1人用)500ml×4

(2人用は×8)

(1人用)レトルトご飯3食分(2人用は6食分)

保存用ようかん

5年保存可
②防災防犯ダイレクト 20800円 500ml×4 カンパン3缶 5年保存可
③HIT防災グッズ 5280円 500ml×1, 野菜ジュース1本 カンパン1缶 5年保存可
④岸田産業 1人用 13500円

2人用 19800円

(1人用)500ml×3

(2人用は×6)

(1人用)レトルトご飯3食分(2人用は6食分)

保存用クッキー

7年保存可
⑤アイリスオーヤマ 19800円 2L×2本 レトルトご飯9食分 5年保存可
⑥Safety Plus 1人用  17800円

2人用  19800円

(1人用)500ml×3

(2人用は×6)

(1人用)カンパン2缶、レトルトご飯1色分

(2人用は倍量)

5年保存可

では、順に詳細を見ていきましょう。

 

①Defend Future防災セット(1人用 13800円、2人用 19800円)

こちらは防災士監修というのを謳う商品です。

保存水が500ml×4本、保存食はレトルトご飯が3食分、冷たくてもおいしいカレー1袋、保存用のようかん6個が入っています。5年保存可能

水タンクあり。

ラジオは乾電池対応で、手回し充電も可。懐中電灯機能もあって、スマホ充電可能です。ヒートパックもあり。

大容量リュックのため、着替えなどを追加で詰め込むことができる余地があります。追加で自分で持ち運びしたいものが多い人には、嬉しいですね。

親会社はGOホールディングスというところで、どうやら新大阪に本社があるよう。


公式サイトでは、詳しい商品情報が掲載されています。大阪の会社のようですので、当ブログとしては一押しとさせていただきたいと思います。

ディフィンドフューチャー
Defend Future公式

②防災防犯ダイレクト:地震対策30点セット (20800円)

今回比較したリストの中では最高値の20800円。

保存用飲料水は500ml×4本、保存食はカンパン3缶。温め用のヒートパックもついています。5年保存可能

3Lの給水バッグあり。

ソーラー充電・手回し充電ができる高機能ラジオあり。スマホの充電もでき、LEDライトで懐中電灯変わりにもなります。

応急処置グッズに加えて、カイロあり。ローソクがついているのもユニークな点です。

あと、被災者の声を参考にしたということもあり、枕やアイマスク、スリッパなども入っており、避難所生活も視野に入れた品ぞろえになっています。

販売元の防犯防災ダイレクトは長野県の会社のよう。


 

③HIH防災グッズ(5280円)

飲料水は、保存水500ml1本とカゴメの保存用野菜ジュース1本、保存食はカンパン1缶というミニマム仕様。5年保存可能

懐中電灯も普通のもののようです。金額的にもお手軽であり、ミニマムな持ち出し用としてはコスパ優れているかも知れません。

福島の被災企業が考案したようです。


 

④岸田産業防災グッズ (1人用13500円、2人用18900円)

リュックは同じようなので、コスパの問題から2人用の方がお得そうです。

飲料水は保存水500ml×6本(2人用)、レスキューライス6食分(2人用)。保存用クッキーも2袋あり。いずれも7年保存可能の優れもの。

水タンクあり。

ラジオはUSB,乾電池の他に、手回し充電、ソーラー充電可能という優れもの。スマホ充電機能もあります。

さらに、カート付きリュックというのが、使い勝手がよさそうです。

福井県の会社。


 

 

⑤アイリスオーヤマ防災リュック(19800円)

リストの中では最も知名度の高い会社。家電も扱う生活必需品メーカーです。本社は仙台だが、ルーツは東大阪市にあります。

保存水は2L×2本、保存用の尾西のごはんは3日間想定の9食分。5年保存可能です。

水タンクあり。エアベッドがちょっと凄いです。

高齢者でも使いやすいカート付き、物入れも充実したリュックです。


 

⑥Safety plusの防災セット2人用(21種42点:19800円)

防災グッズ専門店セーフティプラスの防災セット2人用(21種42点)については、下記リンクをご覧ください。



 

⑦非常時にも野菜が採りたい!カゴメの野菜の保存食セット(4298円~)

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。南海トラフ地震が起きたときの地震の影響、津波の影響、そしてその後のライフラインの影響を順に見てきました。

最後に、緊急時持ち出し用の防災リュックサックの商品の比較検討を行いました。

転ばぬ先の杖、今後数十年以内にはほぼ必発するといわれている出来事ですので、頭の中で一度シミュレーションしておくといざというときに慌てなくてすむかも知れませんね。

また、災害時には自治体からの緊急物資の配給があるでしょうが、自分でも備蓄品を持っていた方が安心できると思います。

災害に備えての知識のブラッシュアップにお役立ていただければ幸いです。

最後に、上で紹介した災害時持ち出し用のリュックのリンクをリストしておきますので、お役立てくださいm(__)m











 

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