あまり宣伝されていませんが、大阪・関西万博では地味に凄いテクノロジーが実装・展示されています。まさに、未来技術の実験場!! これは、もっとみんなが知るべきだと思い、記事に取り上げさせていただきます。
少しずつ見ていきましょう。
非接触・コイル充電EVバス
大阪・関西万博会場の周囲を走っているEVバス、これ、実はなかなかのハイテクでした!!

1回乗車400円のEVバス、1日乗り放題で1000円です。
こういう近未来的なバス停になっていますが、凄いのはデザインだけではなかった!!

このEVバス、実は、非接触で充電するんです!!

地面にコイルが埋め込まれていて、ここに止まると電磁誘導の法則に従い、バッテリーが充電されます!!
さらに、走りながら充電する仕組みもあるようです。
単なるEVバスではない。非接触充電!! 凄くないですか?!
たぶん、乗っている乗客も、この仕組みほとんど知らないと思います(笑)
レベル4 無人運転バス
これもあまり宣伝されていませんが・・・大阪・関西万博ではレベル4(高度運転自動化)のバスが運用されています。
舞洲ー万博会場ルート(駐車場シャトルバス)と、淀川左岸線と通る一部のシャトルバス(新大阪ー万博会場)で行われています!

淀川左岸線ルートは実際に乗車いたしました!無人運転区間は、新御堂筋~阪神高速までつながる淀川左岸線(一般車両通行不可)です。安全のため、運転手は同乗しますが、完全に手放し運転で自動制御されていました。
記事作成時点(7/6)、新大阪ー万博会場の大阪左岸線ルートでの実証実験は中止されているようですが・・・未来技術のショーケースをうたっている万博なので、ガンガンやって欲しいですね!!
自立バイク・MOTOROiD2 (YAMAHA)
ロボット&モビリティステーションの展示で、「格好いい!」と思うものもありました。

こちらは展示のみですが、スタンドのないYAMAHAの自立バイク。
モトロイドツー。

せっかくなので、会場でデモ走行して欲しいと思います。
日本は安全基準が厳しいですし、何かあるとすぐにマスコミがネガキャンしますので、自動運転バスや空飛ぶ車もごく軽度の事故で止まってしまっている状況ですが、未来技術のショーケースをうたっている万博でもありますので、チャレンジ精神を忘れずに、ガンガン実証実験して欲しいと個人的には思っています。
そして、パビリオンやイベントにはかなり注目が集まるようになりましたが、こういった隠れた凄い技術ももっと宣伝していって欲しいですね!
ということで、地味に展示されている未来技術の数々……本当は、こういうのこそ、脚光を浴びるべきだと思い、ここに書きとどめておきます。
(最近はメンテナンスの簡便さゆえに、noteに移行しつつあります)