当ブログでは、主に北摂地区(大阪北部)の魅力を細々とまとめております。
本日は、北摂地域からもアクセス良好、京都南ICすぐの京都・城南宮について、写真とともに簡単にまとめてみたいと思います。
城南宮は京都の南に位置する方位除けの神社
京都の神社仏閣を紹介するサイトは多数ありますので、当ブログでは参拝記というスタイルで写真を中心にご紹介させていただきます。
方位除け、車の厄払い、そして梅まつりなどで有名な神社です。
城南宮の写真
鳥居。明神系の鳥居ですが、「貫」の部分が柱を貫通していない珍しいタイプ・・・北摂地区では見た事がない形です。
そして笠木の中央に刻まれるのは城南宮独特のご神紋、三光の御神紋。太陽・月・星を表しています。
「城南鳥居」とでも申しましょうか。鳥居マニア的には・・・萌え( ´艸`)
不思議な鳥居の手前にある、手水舎。伏見の名水とも呼ばれる菊水若水です。
建物も新しく全体的に良く整備された境内ですが、こういう苔むした屋根とかがところどころに歴史を感じさせます。
本殿。北摂地区にはないワイドな感じです。さすがにメジャー神社。。
神楽殿。写真的には、何気に奥の五色幕が額縁構図になっています。
五色幕。中央に三光の御神紋が入っています。その昔、神功皇后の三韓遠征の御旗に描かれていたそうな。「太陽」「月」「星」のシンボルですが、「太陽」の部分が、のちの日の丸だったりするのか??
御由緒と御祭神
創建年代は不明とされます。
平安遷都の際に、国之常立神(くにのとこたちのかみ)と八千矛神(大国主命)と息長帯日売尊(神功皇后)を合わせて祭ったとされています。
ここで当ブログでは初出の「国之常立神」について。日本神話における「初めての神」とされる神です。
古事記では神世七代の最初の神、日本書紀では天地開闢のときに出現した最初の神とされています。北摂地区にはこの神を祭る神社はないと思います。珍しいです。
その他、摂社・末社の祭神については公式HPをご覧ください。
また、その位置から京都御所の裏鬼門を守るという意味合いなどもあったことから、徐々に方位の神としての意味合いを持つようになってきたようです。
北摂地区には平安京以前から存在する神社仏閣も多いですが、京都はその後1000年あまりにわたり歴史の中心となった経緯もあるため、平安時代以降のエピソードがいろいろと濃密です。
アクセス
京都南ICからすぐですので、名神高速道路を使えば北摂地区からのアクセスも良好です。駐車場もあります。
シーズンオフに参拝させていただきましたが、梅・しだれ桜の名所でもあります。
ちなみに、北摂地区の代表的な方位除けの神社は、吹田市の「片山神社」です。
-
吹田市の片山神社は行き先の「方位」の災いを防ぐ神
入り口にでかでかと「方位除け」と書いてある大阪府・吹田市の片山神社 ...
続きを見る
まとめ
名神高速京都南ICから近い、京都城南宮を紹介いたしました。
方位除け、車の厄払い、そして梅まつりなどで有名な神社です。
個人的な最大の見どころは、三光の御神紋です。城南鳥居も珍しい形です。参拝のさいにはぜひチェックしてみてくださいね!