当ブログでは、大阪の発展を願いながら、北摂地域の魅力を細々と発信しています。
本日は、北摂の誇る紫陽花(あじさい)の名刹、頼光寺(らいこうじ)を紹介いたします。
北摂で紫陽花(あじさい)といえばここ!あじさい寺・頼光寺(らいこうじ)
頼光寺の場所は、ここです。
駐車場はありますが、住宅街の狭い道を通っていかないといけないので要注意です。シーズンの6月下旬は混雑すると思われます。能勢電鉄でのお参りが便利です。
駐車場からのアプローチ:能勢電鉄のすぐ隣!
駐車場は能勢電鉄の線路の隣にあり、こんな感じのガード下をくぐって参道に繋がっています。
お寺へのアプローチには見えない、珍しい感じです。
あじさいの花が咲く奥を、能勢電鉄が走ります。紫陽花が色鮮やかで、阪急マルーンとの色の対比が味わい深い・・・
本堂。
本堂と園内の風景
本尊は地蔵願王菩薩。明治時代に維持管理が困難となり存続が危ぶまれた時期があるようですが、昭和49年に本堂が再建され、川西市観光協会から100株のあじさいを寄贈されたのが再興のきっかけとなったようです。あじさい寺と呼称されるようになったのは、それ以降のことです。
あじさいがめっちゃたくさん園内にあります。
青いあじさいが色鮮やか・・・以下、境内の写真をご覧ください。
小雨のなか、陽の光が照る不思議なお天気でした。
小ぶりですが、本日一番のきれいな色合い。
雨が降ったりやんだりの天候でしたので、落ち葉に水滴がたまってきれいに光を反射していました。
能勢電鉄の線路にそって、あじさいの花が咲き乱れています。
縁起
川西市は、多田を中心に清和源氏の発祥の地とされます。源氏ゆかりの遺構がたくさんあります。
頼光寺もその一つ。
源満仲公の夫人である法如尼の発願で、四男の源賢僧都によって開基されたとされます。長保年間ですので、西暦1000年前後と思われます。
ちなみに「頼光」は満仲の三男で清和源氏三代目(源賢僧都の兄?)。
その後、何度かの衰退・中興の歴史を経て、昭和49年にあじさいが寄贈され「あじさい寺」として広く知られるようになりました。
北摂には「もっと有名になってもいいポテンシャル」を持つ地がたくさんありますが、ここもその一つではないかと思います。
まとめ
あじさい寺こと川西市・頼光寺についてまとめました。
色とりどりのあじさいの花が敷地内にはたくさんあります。
今のところ駐車場も無料で、拝観料も特にないという素敵な場所です(もっと有名になると変わってしまうでしょうが・・・)。
ただし、シーズンは混むと思いますので、能勢電鉄でのお参りが良いと思います。