本日は、宝塚市随一の歴史を持つ「伊和志津(いわしず)神社」をご紹介いたします。
公式HPはこちら。
伊和志津神社
創建と由緒
正確な創建は不明だそうです。
これは、北摂あるある。歴史のある神社が多く、恐らくはもともとの地元の自然信仰が朝廷と結びつき次第に神社仏閣の形をつくっていったのだと思われます。
公式HPによると、最も遡れる記録で西暦859年です。
近隣の「昆陽池」を開発したのが奈良時代の行基(668-749)ですので、恐らく少なくともその時期から何らかの祭祀の形はあったのでしょう。Wikipediaでは、8世紀後半に伊蘇志臣(奈良時代の貴族・儒学者)がこの地を拠点にしていたことから、何らかの関連性が考えられるとあります。
主祭神はスサノオミコトです。
境内の様子
それでは、境内の様子をみていきましょう。
鳥居はごく一般的な明神鳥居です。
灯篭のならぶ参道の雰囲気が好き。
風車がまわっています。
手水舎。花手水となっている神社は、北摂地域では限られますので、貴重な神社と言えます。写真映えポイントです。
芽の輪くぐり、三回くぐります。
神社仏閣にあまり興味がなかったころは、こういう儀式的なものを「無駄」と感じていましたが、こういうものこそが「文化」であると最近理解しましたw
いたるところにお花あり。ひじょうにきれいに整備された神社です。
いろいろな神様の末社がいっぱい。
面白いエピソード
豊臣秀吉配下「最強の武将」と名高い加藤清正が、朝鮮半島から持ち帰った虎をこの場で飼育したそうです。
まさに虎退治の加藤清正・・・
ところが、当時の日本には、虎のえさになるような肉がなかったため、仕方なく犬を与えたところ、犬がぎゃくに虎にかみついてしまったそうな。
「犬にかまれるような虎など、すてておけ」
となったそうです。
あと、漫画界の始祖・手塚治虫とゆかりのある宝塚の地とのことで、手塚コラボ御朱印があるみたい。
「伊和志津神社×手塚治虫キャラクターズ」これは欲しすぎます! 伊和志津神社に手塚作品とコラボしたオリジナル御朱印、御朱印帳、絵馬が登場 宝塚市 - Yahoo! JAPAN
アクセス
そんな伊和志津神社の場所はこちら。
逆瀬川駅から徒歩圏内ですが、りっぱな駐車場もあります。
駐車場の入り口はちょっと分かりにくく、北から行くとトンネルに入る直前に入り口があります。
まとめ
本日は宝塚市の伊和志津(いわしず)神社をご紹介いたしました。
宝塚にも面白い歴史があるんだな~ということを実感させてもらえる神社です。
とてもきれいに整備されており、写真映えポイントもいくつもある北摂屈指のパワースポットと言えるのではないでしょうか?
ぜひ参拝しつつ、この地の歴史に思いを馳せてください!
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