彼岸花(ひがんばな)のある風景を求めて、初秋の奈良・明日香村の橘(たちばな)寺を訪れましたので、その風景をご紹介いたします。
初秋の彼岸花を求めて・・・奈良明日香村の橘寺
大阪から遠いようで案外近い、奈良の明日香
奈良・明日香・・・いにしえの時代の香りがぷんぷんするその地名、大阪からいかにも遠そうですが、実はそうでもありません。
「南大阪道路」という人類の叡智(途中から無料道路!)を使えば、混み具合にもよりますが、吹田インターチェンジからは1時間ちょっとで着きます!
場所はここ。
近鉄の飛鳥駅から徒歩圏内でもあります。近鉄の場合、阿部野橋駅(天王寺)から急行で44分程度。
遠いようで案外近い、奈良の明日香村です。
橘寺:聖徳太子ゆかりの土地
さて、橘(たちばな)寺は、近隣で聖徳太子生誕の地に近く、聖徳太子にゆかりのある寺院ということになっています(天台宗系)。
聖徳太子の誕生は西暦574年ごろと推定されています。ちなみに、飛鳥時代とは西暦592年~710年とされます。つまり、聖徳太子がお生まれになったころは、まだ古墳時代だったということですね。
これが本堂。
本堂は太子堂ともいわれ、本尊は聖徳太子です。
聖徳太子の愛馬「黒駒像」。
阿字池と三光石。
経堂。
鐘楼と東門。
彼岸花のある風景
さて、明日香村の周辺には、素敵な棚田の風景が広がっておりますが、橘寺の前も段々の田んぼとなっております。
初秋には、田んぼのあぜ道が彼岸花で彩られます。
近鉄南大阪線は古墳時代~飛鳥時代の主要街道を通るのか・・・
記事をまとめていてふと気づいたのですが、聖徳太子生誕の地である明日香村、聖徳太子の霊廟があるとされる大阪府太子町、そして聖徳太子建立の四天王寺(天王寺駅近隣)と、聖徳太子ゆかりの地って近鉄南大阪線に沿って並んでいますね。
つまりこのルートは、古代日本において非常に重要な街道であったということか。。
ふむー。ささいな発見。
近隣の見どころ
明日香村近隣は古墳やお寺も多く、見どころはとても多いですが、いくつか過去に訪れた場所をご紹介いたします。
談山神社(coming soon)
以下は写真用の姉妹サイトです。
春の明日香村をあえて雨の日に訪れる:石舞台の夜桜ライトアップ!(橘寺の桜の写真もあり)
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まとめ
奈良・明日香村の橘(たちばな)寺についてまとめました。
聖徳太子生誕の地とされる天台宗系の寺院で、秋には周囲の彼岸花がきれいです♪
橘寺の公式HPはこちらです。入山料は400円。
明日香村の周辺観光とあわせて、ぜひどうぞ!