本日は、兵庫県川西市の八坂神社と勝福寺古墳をご紹介いたします。
それぞれ時代の異なる神社と古墳を同時にお参りできる珍しい場所です。
八坂神社は参道が長く、参道入り口から本殿までの距離の長さは北摂地区屈指と思われます。隣接する勝福寺古墳も、かなり歴史の古いものと判明しているようです。
川西市八坂神社と勝福寺古墳
昔懐かしい感じの参道のある八坂神社
八坂神社の入り口は、こんな感じの階段になっています。階段のある神社が好き。


階段を登った先の鳥居。明神鳥居です。その先にまだまだ参道が続きます。

振り返ると川西の町並みが見えます。立派な瓦のお家が手前にあり、なんとなく昔懐かしい神社の雰囲気が漂います。

二の鳥居の先にもまだ参道が続きます。立派なアプローチの神社です。

本殿が見えてきました。

手水舎と稲荷神社。


主祭神は素戔嗚尊(スサノオ)です。
1489年に五穀豊穣祈願のために勧請されました。北摂地域の神社のなかでは比較的新しいものといえます。
末社として天照大神、住吉大神、春日大神が奉られています。

レトロな雰囲気の待合(?)
勝福寺古墳
八坂神社に隣接してあるのが「勝福寺(しょうふくじ)古墳」。
6世紀前半に淀川地域で台頭した継体天皇(継体大王)を支援した豪族のものと推定されています。

説明書き。

池田市や豊中市にも古墳が複数存在していますし、北摂地区の歴史は古いです。
大阪大学の調査では、尾張地域の埴輪によく似たものが出土しており、遠方の豪族と交流を持っていたということが推定されているようです。

散策路と駐車場も整備されています。詳しくは川西市のホームページをご覧ください。
アクセス
駐車場もありますが、川西能勢口駅や能勢電鉄の絹延橋駅から徒歩圏内です。
能勢電鉄沿線ですので、近隣のみどころについては下記もご参照ください。
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能勢電鉄沿線のみどころのまとめ
多くの北摂市民にとっても印象が薄い「能勢電鉄」。能勢(のせ)をこよ ...
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