新緑のシーズン、木漏れ日の風景を求めて訪れた武田尾付近のハイキングコースの情報をまとめたいと思います。
新緑の木漏れ日を求めて武田尾:国鉄福知山線廃線跡~桜の園~育樹の丘(東屋)
武田尾とは、宝塚の山奥にある避暑地的なところです。どこにあるかというと・・・
ここです。
渓流のせせらぎが涼を誘う・・・嵐山にちょっと雰囲気が似ていると思うのですが、どうでしょうか??
国鉄福知山線廃線跡
武田尾駅に降り立つと(駐車場もあり)、武庫川沿いの遊歩道があります。
ここは国鉄福知山線廃線跡、西宮名塩駅~武田尾駅までのメジャーなハイキングコースの一部となっています。
西宮名塩方面へ逆行していきます。
枕木の残る武庫川沿いの道です。かつて機関車が走っていたそうで、長らく立ち入り禁止となっていましたが、2016年にハイキングコースとして一般開放されています。
風情のあるトンネルをくぐってゆきます。
木漏れ日・・・萌え( ´艸`)
といいつつ、新緑のシーズンは上からケムシが落ちてくることが多いですので、一応ご注意を(帽子があった方が良い)。
そして、「桜の園」の案内図です。
桜の園~さくらの道~育樹の丘
国鉄廃線跡から離れ、桜の園に入ると桜のシーズン外れのためか一気に人が少なくなります。
一歩森に足を踏み入れると、こんなに新緑が溢れています。木漏れ日、新緑・・・これを求めていました。滝の音、木々のささやきのように葉がこすれる音、葉の間から差し込む陽光・・・
桜の園は亦楽山荘(えきらくさんそう)とも呼ばれ、笹部新太郎という人が、明治~大正~昭和期にサクラの品種保存や接ぎ木などの研究に使った演習林です。笹部新太郎氏は「桜博士」と呼ばれ、大阪造幣局の桜並木の管理指導にも携わっていたらしい・・・没後、この地は放置されていたようですが、1999年に親族から寄贈を受けた宝塚市が里山公園「桜の園」として再整備を行いました。
北摂の里山に歴史あり・・・「桜の園」という名称にも深い由来があったんですね~
さくらの道(地図の赤い線)を登っていきます。ファミリー向けと書いてありますが、勾配はまあまああります。
そして、育樹の丘の東屋。
最高の木漏れ日びより。新緑の桜の葉と、青もみじが周囲に溢れております。
地図でいくとここです。
滝見の道は苦難の道・・・悪路続く・・・!
黄色い線の周回路で引き返しても良かったのですが、滝見の道へ突入しました。
途中、何度か引き返そうと思いながらもあと少しと前進。
最初は、狭路ながらも比較的歩きやすい道なのですが、徐々に狭く、足場も悪くなります。片側ががけで、脚を滑らせると大けがしそうな道が続きます・・・
悪路。登山靴と、グローブ(軍手)必須ですわ・・・
満月瀧の手前は、岩場をよじ登る感じ。ロープがついていますが、滑落すると絶対怪我します。
距離的にはそれほど遠くありませんが、道中スリル感満点。これ、雨の日は絶対無理です・・・。そしてようやくたどり着いた満月滝。
ここ。
武田尾駅からだいたい50分ぐらいでしょうか。。
帰路
帰路も途中までスリリング。特に、滝の岩場は下りの方が危険なような気がします。シーズン的にケムシもおるし・・・
なんとか育樹の丘まで戻るとほっと一息。
新緑に癒されながら下山。
桜坂にある桜の木(エドヒガン)。
廃線跡トンネル。
JR武田尾駅。
アクセス
桜の園はこのあたりにあります。
地図中、Pのところに駐車場あります。
北摂屈指の超高級宿で優雅に過ごす!別庭あざれ
武田尾には温泉もあるのですが、そんな武田尾温泉、実は北摂地域でも屈指の超高級旅館があります。
紅葉館 別庭あざれ。
春は桜、夏は渓流に涼を求めて、そして秋は紅葉・・・四季折々の表情を魅せる武田尾温泉でゆっくりと優雅に過ごすには最適なロケーションです。なかなか一般人には手が届かないくらいのお値段ですが・・・たまに贅沢な休日を過ごすには、いいかも知れませんね。というか、泊まってみたい(><)
紅葉シーズンは予約を取るのが困難です。
ここを拠点に、国鉄福知山線廃線跡ハイキングコースを歩いたり、桜の園(亦楽山荘)を散策したり、あるいは大峰山への登山をするのもよさそうです。
優雅すぎる週末に・・・早めのご予約をご検討ください。
四季折々の表情を魅せる武田尾温泉:北摂地域でも屈指の高級宿での宿泊をお得に!(一休)
新緑の武田尾・桜の園(亦楽山荘)の自然音動画
新たな試みとして、北摂の自然音動画を作ってみようと思いました。
新緑の時期の武田尾が第1弾です。
新緑、木漏れ日、滝の音、鳥の声に癒される3分の動画になっていますので、良かったら是非ご覧ください。
【北摂の風景と自然音】新緑の武田尾・桜の園:宝塚市 [3分の動画]
動画もけっこう臨場感ありますね~♪
まとめ
新緑の木漏れ日の風景を求めて、武田尾付近を訪れました。
国鉄福知山線廃線跡のハイキングコースから外れ、桜の園の山中へ・・・新緑溢れる素晴らしい空間がそこにありました。
桜の園(亦楽山荘)は、四季折々の表情をみせるようですので、シーズン問わず訪れてみてくださいね♪
大阪圏から気軽に訪れることができる距離の、山間の渓谷です!