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最近世界では火山噴火が多いが、富士山は噴火しないのか?という疑問について

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最近世界では火山噴火が多いが、富士山は噴火しないのかという疑問について

2022年は世界中で火山噴火が頻発!

2022年1月15日、トンガで大噴火が起こったことは、もう記憶の遥かかなたのことではないでしょうか?

2022年のフンガ・トンガ噴火(Wiki)

海底火山としては観測史上最大規模、空振の規模も1883年のクラカタウ噴火に匹敵するものであったということです。

過去100年で最大規模、トンガ噴火の驚くべき実態を解明(ナショナル・ジオグラフィック)

そして11月27日にはハワイ・マウナロア火山が38年ぶりに噴火、さらに10月9日にはイタリア・ストロンボリ島で噴火、12月4日にはインドネシア・ジャワ島と、2022年は全世界的に火山噴火が頻発しました。

日本でも、桜島が断続的に噴火を続けています。

噴火、多すぎじゃね!?

さらに2022年末の時点で、福島県の磐梯山の火山性地震が活発化しており、火山活動が高まっている可能性が指摘されています。

火山・・・火山・・・・そうなると出てくるのが、日本の富士山は噴火しないのか?という問題です。

by photo AC

富士山の噴火について

富士山は噴火を休止している「休火山である」と習った方も多いかもしれませんが、実は定義が変わり、現在では「活火山」に分類されています。

記録上の最後の噴火は1707年(宝永の大噴火)。

それより遡ると、1511年、1435年、1083年、1033年、999年、937年・・・となります。

最低、400年に1回程度は噴火をしているというその周期からは、「そろそろ噴火してもおかしくない」タイミングであると考えられます。

ただ、世界的に活動が高まっているように見える火山活動と連動するかどうかについては、恐らく関係ないだろうということになっています。

 

富士山が噴火するとどうなるのか?南海トラフ地震と連動するのか?

富士山が噴火のスタンバイ状態であるとすると、富士山が実際に噴火をするとどうなるのでしょうか?

また、南海トラフ地震が起こったときに、富士山噴火は連動するのでしょうか?

その疑問点については、実はいちど記事にしたことがありますので、こちらをご覧ください。

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結論だけ申し上げますと、東京をはじめとする首都圏は壊滅的な被害を受けます。

by photo AC

もしも噴火が起きたときに何に注意するべきか?

火砕流そのものが東京圏を襲う可能性は極めて低いと思われますが、火砕流が太平洋方面に流れると、東海道新幹線、東海道線、東名高速道路が寸断され、日本の物流が大ダメージを受けます。

また、噴煙は東の東京方面へ向かい、東京圏の空を粉塵が覆います。首都圏の道路は粉塵が積もり、やはり交通はマヒします。電気や水道のインフラが維持できていればまだ幸いですが、万一、電気や水が使えなくなった場合、交通がマヒしている関係から復旧にはかなりの時間がかかるでしょう。

南海トラフ地震についてまとめたページでも述べましたが、インフラ復旧までの数日間を、自力でサバイバルする術が必要になります。災害時の自身のメモを兼ねて、ここで対策をまとめておきたいと思います。

①まず目と肺を守る

火山灰は、燃えかすの「灰」とは異なり、ガラスのような鉱物でできています。しかも、硬くとがっています。従って、これが目や肺に入ると、人体を大きく傷つけることになります。焚火の灰を浴びるのとはわけが違うということを認識しておく必要があります。

できるだけ火山灰には近づかず、やむを得ない場合には眼や肺を守る、これが第一です。

プロ仕様から使い捨てまで、順に見ていきましょう!

防塵マスク








 

 

ゴーグル

 


 






 

 

②足元も守る

室内にいる場合はあまり問題ないかもしれませんが、火山灰の中を歩かなければならなくなった場合には、足元も守る必要があろうかと思います。地震などが合わさっていて、がれきが生じている場合にはなおさらです。防災用の頑丈な靴があると望ましいです。

 








 


 

③水や電気をキープする

そして第三段階は、インフラが復旧するまで、水や電気をキープすることがサバイバルには必須になります。ここは地震発生時と同じですね。

必要最小限の水と食料、そして懐中電灯やラジオなどがセットとなった、緊急持ち出し用のリュックのリストをリンクしておきますので、ぜひお役立てください!


 



 

④そのほか、見落としがちなもの

 

防災用笛

万一救助を求めないといけない状況になった場合、大声を出して助けを求めるのには限度があります。そんなときに役に立つのが笛です。一家に一個はあった方が良いでしょう。






 

非常用懐中電灯・ランタン

非常用懐中電灯・ランタンについては言うに及びませんが、基本的には緊急持ち出し用リュックには装備されていることが多いと思います。










少し変わり種の便利グッズがこれ(↓)です。

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発電機(非常電源・蓄電池)

そしていよいよ避難生活長期戦の準備!発電機があれば百人力です。地震や噴火の非常時以外にも役立つかもしれませんね!




蓄電池と太陽光発電システムの専門店【家庭の蓄電池】

保存用非常食&水

保存食も世にたくさんあれど、個人的におすすめは保存用ビスコとカンパンです。

災害が起きなかったときにも、廃棄することなく、お菓子として消費することができるからです。

保存用ごはんとかも持っていたことありますが、なかなか普段使いがしずらく、使わずに消費期限が過ぎてしまって結局捨ててしまう・・・というのをもったいなく思うので、最近はブログ主は基本的に非常食はこれオンリーです。

 


 

 



 

 


いろいろ試したけど、運用管理上の問題から、シンプル・イズ・ザ・ベスト。

 

まとめ

最近は海外でも大きな噴火が多発しており、日本の富士山が噴火しないのかどうかというのも気になるところです。

富士山は活火山であり、基本的に噴火スタンバイ状態と考えていた方が良さそうです。

万一の噴火に備えて、見落としがちな対策グッズなどについてもまとめました。

お役に立てれば幸いです。

参考までに、桜島の噴火頻度が高く、火山噴火とリアルに向き合っている鹿児島県の火山災害への備えのページをリンクしておきたいと思います。

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