箕面の為那都比古(いなつひこ)神社を取り上げます。
古代北摂の面影を感じれる神社です(●´▽`●)
為那都比古(いなつひこ)神社(大阪府箕面市)
創建年は不詳、それだけ古いということです。旧社格は村社。主祭神は為那都比古大神、為那都比売大神。
両方とも「いな」の名を冠しており、この地域に根差した豪族との関連が考えられています。
明神鳥居(白)
オーソドックスな明神鳥居。その先に参道が続きます。
御由来です。
境内
境内から南を見返すと、空が広かった。丘陵の斜面に鎮座しているためと思われます。初詣のときは人いっぱい。
西門の鳥居。
α7Cで撮り直した為那都比古(いなつひこ)神社
カメラ買い替えに伴い、写真を撮りなおしたものです。
以下、α7Cでみる為那都比古神社写真集。
古代国家「いな」はあったのか?
ところで、いなつひこ神社の「いな」という部分、北摂地域には「いな」と冠する名の地名がいくつかあります。有名なのが猪名川(いながわ)。
上でも述べた通り、「いな」は太古の時代この地域に住み着いていた豪族との関連が考えられています。なお、近隣の如意谷では、紀元1世紀ごろのものと推察される銅鐸が出土しており、この地域の歴史の深さを物語っています。紀元1世紀というと、ヨーロッパではローマ帝国、中国では漢帝国(三国志より昔)の時代ですね。箕面も意外とロマンあるでしょう?
「いな」シリーズはまたおいおい取り上げていきます。
為那都比古(いなつひこ)神社へのアクセス
ということで、古代の息吹を感じれる箕面のいなつひこ神社へ!現状では、たぶん北千里駅が最寄りですが、箕面萱野(新箕面)駅が完成したら、かなりアクセスが良くなりますな~