箕面萱野新駅開業の裏側で・・・箕面駅前サンプラザ閉館【2024年3月】

2024年3月、いよいよ北大阪急行延伸に伴う「箕面船場阪大前駅」「箕面萱野駅」が開業し、にぎわう船場～萱野付近・・・対照的に、阪急箕面駅前バスターミナルに隣接したみのおサンプラザ(1号館)は閉館となるのでした。

建設は1978年(昭和53年)。だいたい、50年弱ぐらいで取り壊しの憂き目となるんですね～高度経済成長の記憶がまたひとつ、消えてゆきます。

せめて、閉館前の記録写真をここにとどめておきます。

一部の箕面市民にしか刺さらない超ニッチ分野・・・それでは、いってみましょう！(笑)

みのおサンプラザの在りし日の記録

まずは1階から順にみていきましょう。

１階

駅側、商店街に面した入り口です。赤レンガ造りが格調高いです。

箕面駅側からの入り口。

入ったところ。

裏側。

東側の入り口。

エスカレーター。

２階

吹き抜け。昭和53年頃建築された当時を思えば・・・きっとオシャレな吹き抜けだったのでしょう。館内もしっかり、赤レンガ作りです。

テナントはほぼなく、シャッター街になっています。

文房具屋と、奥はもともと本屋さんだったと思います。

スポーツ用品店ドライバーホース。

テナントが激減して、悲しく黒塗りされているところが目立ちます・・・

3階

3階、いわゆる屋上をみていきましょう。

箕面スパーガーデン(大江戸温泉物語)が良く見えます。

だれもいない「こどものひろば」。

いまの箕面の子どもたちにとっては、きっと箕面萱野駅のキューズモールの公園などが思い出となって残るのでしょう。

地下

最後に地下の様子・・・

大昔はスーパーマーケットでしたが、最近は長らく郷土資料館として活躍してきました。

郷土資料館も箕面船場阪大前の方へ移動いたします。

ものすごい貴重な写真の数々・・・

箕面線は、阪急の歴史そのものです。

遠景とおまけ

みのおサンプラザ遠景。

跡地には、下層にテナントが入り、上層部はマンションとなるようです。約４６年、お疲れさまでした！

昭和の記憶がまたひとつ、消えゆきます・・・

ちなみに、当該記事作成にあたり昔の写真をあさっていたら、今となっては貴重な写真が出てきました・・・おまけです。

ドン！

ドドン！！

箕面駅前ロータリー中央部の植え込みが撤去される前の写真です！

現在は、こんな感じでのっぺりとしたバス停になっているのでした・・・

植え込みがあった方が・・・良かったのではないでしょうか！？

他方、箕面萱野開業間近！

記事作成時点で、箕面萱野駅は開業直前です！

記事作成時点でまだ開業前ですが、看板はばっちり完成しています。

こちらが新市街として栄え、阪急箕面駅周辺は旧市街となってゆくのでしょうか？

沿線開発を担ってきた阪急電鉄には、阪急沿線の再盛り上げを期待したいところです。

まとめ

阪急箕面駅前のサンプラザが閉館となり、建て替えとなることから、その記憶をここに留めておくことを試みました。

いかがだったでしょう？

駅前抜群の立地なのに、最近はテナントも少なくすっかり寂れていましたね・・・新たな建物にも期待したいと思います。

ともかく、約46年間おつかれさまでした！

時期を同じくして箕面萱野駅が開業するのは象徴的な出来事ですね。