「大阪のてっぺん」の能勢町は、多くの大阪府民にとっても未知の魅力いっぱい♪
本日は、能勢町宿野地区の月峯寺(げっぽうじ)と久佐々神社(くささじんじゃ)をご紹介いたします。
剣尾山月峯寺(げっぽうじ)は摂津国三十三箇所第16番札所という古刹
正確な創建年は不明もルーツは相当古い
月峯寺は公式HPによると、
当山は、第三十三代推古天皇の時 百済の僧日羅上人が来朝の砌 尼崎の沖にて東方より紫光が海面を照らすを不思議に思われ、この光をたどり数十里北摂の高峰槻が峯に紫光放つ、槻の木に至る。この大木を切られたところ清光輝く観音像を現出、後 聖徳太子は上人と百官を率いて登臨され、この大木で二体の観音像を刻した(以下略)
とあります。
「推古天皇」「百済の僧」「聖徳太子」というワードがあることから、かなりルーツは古いようです(600年台)。
1664年に真言宗系の寺院として再建され、今日に至っているようです。
今でこそ能勢町は大阪の中のへき地のように扱われていますが、この地には豊かな歴史があります。
境内の風景
本堂。
ご本尊は千手観音のようですが、外からは見えません。
大師堂。構図的にも絵になります。写真的にもなんか気に入った。
公式HPにも詳しい説明があまりありませんので、こちらが参考になる。
鐘楼のリフレクション。
本堂の左裏手にある石仏群。
阿弥陀座像石仏の説明。
アクセス
能勢町の中でも最奥部に近いところにあります。訪れる人も少なく、ひっそりとしていますので、ぜひご参拝ください!
久佐々(くささ)神社は杉とイチョウの木が立派なパワースポット!
由緒と御祭神
久佐々(くささ)神社は、712年創建の延喜式内社です。
神社の公式HPがないので、能勢町観光協会のページをリンクしておきます。
祭神は「賀茂別雷神(かものわけいかずちのかみ)」「天穂日命(あめのほひのみこと)」です。
賀茂別雷神は京都の上賀茂神社の神さまで、「雷」の神威で厄を打ち払います。
天穂日命はアマテラスとスサノオが誓約をしたときに生まれた五男三女神の一柱です。
両者の関連性は・・・分かりませんw
アメノホヒの方が古事記にも登場する古い神さまのように思います。アマテラスの子でありながら、大国主命(出雲系の神)にほれ込んでしまい、出雲系の神になってしまったとされます。
どうしてこれらの神が祭られているのでしょう。能勢の神社は謎と魅力がいっぱいです。
境内の様子
鳥居は標準的な明神鳥居です。
杉並木が超素敵でパワースポット感をかきたてます!
参道。
境内の神楽殿は工事中だったので割愛。
本殿です。
大きなイチョウの木のたもとに手水舎があります。
社叢が素晴らしき神社です。
久佐々神社の秋の風景
なお、久佐々神社は大イチョウがあり、秋の風景が素敵です。
なお、写真の解説については姉妹サイトのα7Cで撮る北摂の風景をご覧くださいね!
アクセス
先に紹介した月峯寺と久佐々神社は車で5分程度の距離です。小さいですが、駐車場もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
能勢町宿野地区の月峯寺と久佐々神社をご紹介いたしました。
月峯寺は本堂の隣のお堂が良い雰囲気、久佐々神社は生い茂る樹木が素敵なところです。
構図を考えると良い写真が撮れそうです。また写真を撮りに参拝させていただこうと思います。