「関西から日帰りで行ける」シリーズ、本日は特に一押しの岡山県・犬島をご紹介いたします。ここは、ベネッセの所轄する犬島精錬所美術館という美術館の一部になっています。
犬島:廃墟と現代美術が融合する島
ここは個人的にとても素晴らしい島だと思います。打ち捨てられていた精錬所跡を、美術館としてベネッセが再生させた新旧交わるとても興味深い島です。
その場所はどこかというと・・・
犬島へのアクセス
このあたり。
先日ご紹介した牛窓オリーブ園から近いです。
島ですので、本州から船で渡る必要がありますが、関西からの日帰りを想定すると宝伝港からのアクセスが最も便利でしょう。宝伝港-犬島10分ほどです(300円)。
犬島精錬所美術館
美術館の入場料ですが、実質的には入島料となるのでしょうか。この建物で2100円支払う必要があります。島全体が美術館というコンセプトです。
おみやげショップと軽食のカフェがあります。
瀬戸内に浮かぶラピュタ風の風景
1909年に建造された銅の精錬所でしたが、銅価格の暴落からわずか10年しか稼働せず、その後打ち捨てられていました。その遺構が島の中で樹木と調和しながら残っていて、さながらラピュタ風です。
そこを、美術館として再生した島になっています。まさに日本の近代化を象徴する廃墟と、現代アートのコラボレーションです。
館内展示物は撮影できませんので、公式ホームページをご参考ください。
では、島の風景をみていきましょう。
館外から。
黒光りするレンガが独特の雰囲気をはなっています。
日本のエーゲ海牛窓の近くですので、海もきれいです。
廃墟風の風景と、エメラルドグリーンの海のミスマッチ。こんな風景がみられるのは犬島だけ。
森の中に立つ塔。
樹木の緑と、海の水色と、レンガの暗褐色の不調和が興味深く思える構図です。
島内には、他にも現代美術の展示があります。
島内に食事できるところは?
最初に紹介した建物の中の喫茶以外にも、何軒か小さなお店があります。半日あれば島内回れるので、本州側に戻って食事をされてもいいかも知れません。
近くのみどころ
牛窓が近いですので、当ブログとしては先日ご紹介した「牛窓オリーブ園」と「牛窓神社」、そして「虫明の日の出」を挙げさせていただきます。
-
関西から日帰りで行ける日本のエーゲ海:牛窓オリーブ園
本日は「関西から日帰りで行ける日本のエーゲ海」をご紹介いたします。 ...
続きを見る
-
牛窓神社:日本のエーゲ海牛窓にある1000年の古社
牛窓が日本のエーゲ海と呼ばれるようになったのは、たかだか60年~7 ...
続きを見る
-
美しき瀬戸内の風景:岡山の虫明の日の出と夜景
関西から日帰りで行ける岡山シリーズ。今回も、日帰り圏内ですが、ここ ...
続きを見る
-
関西から日帰りで行ける絵になる廃線跡の駅舎:岡山吉ノ原駅
関西から日帰りで行ける岡山シリーズ、本日はいくつかの映画のロケ地に ...
続きを見る