人知れぬ能勢の魅力を発信している当ブログ的に、屈指の桜映え・パワースポットと思うのが、能勢倉垣の永昌山・妙法寺です。
夕焼けに映える桜並木が素敵な能勢・妙法寺
春の夕暮れの能勢・妙法寺の風景
大阪府能勢町の歌垣山のふもとに坐する妙法寺は、日蓮宗系の寺院です。
能勢に日蓮宗系の寺院が多いのは、室町時代~江戸時代にこの地を治めた能勢氏の影響でしょう。
能勢の妙法寺についてはネット上にも情報がほとんどありません。
恐らく、倉垣の地の檀家として地域密着されているお寺なのでしょう。
由緒の解説はこの看板頼みです(後述)。
山門に向けての登りのスロープは桜に覆われています。
本堂。
小さなひっそりとしたお寺ですが、桜盛り盛りです。西の斜面にありますので、夕陽に桜が映える様子がとてもきれいです。
うーん、すごいポテンシャルあると思うけどなぁ。。。
駐車場に沿った桜並木。
境内にある桜の木の本数としては、10本前後だと思いますが、お寺自体がこじんまりとしていますので、桜の「密度」をすごく感じます。
桜のお寺と言っても過言ではないのでは・・・
能勢の里山を見下ろし、沈む太陽を背景にした桜並木。ひっそりとした雰囲気が格別です。
妙法寺に限らず、この倉垣橋交差点付近は、なんだか桜が満ち満ちています。
大阪人にとっても注目度の低い能勢町ですが、相変わらず観光ポテンシャルには溢れていると思います・・・
由緒
では、永昌山妙法寺の説明書きをみていきましょう。
もともとは真言宗系の寺院だったようですが、1573年に肥前国万部寺の僧が、荒廃した寺院を再興して、日蓮宗にしたとされます。その後、この地出身の了因坊日運が自ら中興開山として、永昌山妙法寺を開創した、とあります。
ちなみに近隣の倉垣天満宮も、ルーツは1054年ごろとされますが、現在の地に造営されたのが1584年。このあたりの地域は、安土桃山時代に整備されたものと思われます。
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アクセス
永昌山妙法寺(倉垣)のアクセスです。道は狭いですが、数台であれば車を止めるスペースはあります。
まとめ
本日は能勢・妙法寺の春の風景をご紹介いたしました。
想像以上に桜が躍動する素敵なお寺でした。
大阪人にとってもまだまだ底知れぬ魅力にあふれた能勢の地、ぜひ桜の時期に参拝してみてくださいね!