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2025年大阪万博開催地:夢洲2024年1月の姿【大阪万博のこれまでの経緯まとめあり】

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大阪の発展を願いながら細々と運営している本ブログにおいては、万博の立候補段階からずっと注目し、その経過を追っています。

遠い未来だと思っていた2025年もいよいよ来年・・・現状と問題点を、恐らく誰よりも昔から2025大阪万博をウォッチしている当ブログ的に、まとめてみたいと思います。

夢洲2024年1月の姿

まずは現在の万博開催地・夢洲(ゆめしま)、いったいどうなっているのでしょう?

その全景は・・・ドン!

2024年1月現在の姿です。

何かと話題の「万博リング」が組みあがってきています。

ちなみに、1年前はこんな感じでした。

更地でしたね。

1年で、かなり工事の進捗がみられます・・・とはいえ、あと1年ちょっとで完成するのか・・・!?

アップで見ていきましょう。

かなり、スケール感ありますね。

いまのところ、組みあがっているのは50%程度といったところでしょうか。

本当に完成するのか・・・という不安もありますが、わずか数年前には「世紀末感ただようただの荒れ地」だったことを思えば、大きな進歩といえるでしょう。

夢洲の大阪万博開催の経緯まとめ

本ブログは、2018年ごろから夢洲万博の動向に注意を払っており、これまでの経過に(一市民として)精通しています。

ここ半年ほど、にわかに東京のマスコミでも取り上げられることが増え、その多くは批判的な報道となっている2025大阪万博ですが、これまでの経緯を簡単にまとめておきましょう。

①はじめに、なにもない島だけがあった

夢洲とは、大阪市此花区に所属する人工島です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがある場所から二つ先にある人工島(舞洲→夢洲)と思っていただければ、理解しやすいと思います。

もともと何もない島なので、交通の便は悪く、現時点では、アクセスの道路が二か所あるだけです。

②2008年大阪オリンピックを目指したが失敗

この、「なにもない島どうする?」問題が、大阪ではずっとあったわけです。

そこで持ち上がったのが、2008年大阪オリンピック招致・・・ここでオリンピックを開催しよう!という動きです。

ですが、歴史が証明しているように2008年のオリンピックは北京で開催され、大阪の試みは失敗に終わりました。

当時は、「ふしあわせ」と呼ばれ、大阪府と大阪市が張り合い、時に足を引っ張りあうような状態でした。大阪オリンピックの招致も、「大阪市のほぼ独断」のような形で行われ、当然ながら挙国一致で来る他国には勝てなかったわけです。

その後、「なにもない島どうする?」問題は、そのまま存続することとなります。

③大阪府と大阪市が力を合わせるようになる

その後、橋下大阪知事と大阪維新の会の登場により、流れが変わります。大阪府と大阪市が協力して都市開発を行うことができるようになりました。この大阪府と大阪市の協力関係をシステム化しようとする試みが「大阪都構想」です。けっきょく、「大阪都構想」は否決に終わったのですが、維新系の政治家が市政・府政を牛耳る体制が続いています。

④そうだ、万博とIRを誘致しよう!

夢洲という広大でありながらムダな土地・・・大阪市に代々、負の遺産として取り残されてきたものですが、これを有効利用して大阪の成長エンジンにしよう!という試みが、橋下府政・市政下に始まります。そこで出てきたのが、「大阪万博とIRを誘致する」というものでした。

おりしも、2020年東京五輪が決まったころ、かつて1964年東京五輪→1970年大阪万博の流れがあって日本が高度成長したように、「あの頃の輝きをもう一度」ということで、「2020年東京五輪→2025年大阪万博」というムーブメントができます。橋下市長、松井知事と、当時の安倍首相・菅官房長官の関係性が良かったこともあり、挙国一致体制ができあがりました。

2008年の大阪オリンピックのときの、大阪市が単独で細々と誘致していた状況とはうってかわり、2025年大阪万博、その後のIR開業は大阪のみならず日本の成長戦略の一環とも位置付けられることになります。

大阪の没落を嘆き、その発展を願っていたブログ主としては久しぶりに大阪に明るい話題が来た!とわくわくしたものです。

⑤万博決定!当時は好意的な報道が多かった

そして、2025年大阪万博開催が決定!今となっては懐かしいコロナ前の時代です。

当時の新聞記事の記録もありますが、好意的な報道が多かったと記憶しています。

2018年の新聞記事ですね。

本当に・・・暗黒時代と呼べるほどに落ち目の続いた大阪に訪れた、久しぶりの明るいニュースでした。

⑥そして「ニシ」の開発へ

吉村大阪府知事の誕生により、夢洲含む大阪ベイエリアの再開発プランがいろいろと出てきます。

2025年大阪万博、その後のIR開業を起爆剤として、大阪の「キタ」「ミナミ」に続く西の拠点「ニシ」を作ろうというものです。

その都市開発の一環として、2025年大阪万博があり、大阪メトロ中央線の延伸工事も行われています。

2025大阪万博は都市開発の一部である

以上、2025年大阪万博のこれまでの経緯を簡単にまとめました。

2025年大阪万博は、こういった大きなロードマップのなかの一つのパーツに過ぎませんので、これ単体を取り上げて赤字だ黒字だということには、あまり意味がないように思います。

加えて、現在の大阪の訪日外国人の多さを考慮すれば、「大阪万博」というコンテンツが一つ増えることは大きなメリットになるのではないでしょうか?USJやミナミに溢れる観光客が、万博に行きやすい流れが作れれば、大盛況になる可能性が高いのではと個人的には予想しています(おそらく、蓋を開けてみれば大黒字になる)。

むしろ、批判であったとしても、いま万博に注目があつまるのは、いいことかも知れません。

ただ、大阪万博に対してはポジティブに捉えている大阪ウォッチャーから、大阪万博に苦言を呈するとすれば、三つほどあります。

・木製の万博リング、作るならすぐに壊さないでほしい。

本当は、太陽の塔のようなシンボルを作って欲しかったのですが、それはやらないというのは当初からのプランにあったことは知っています。木製リングの計画がいつ持ち上がったのか把握できていませんが、どうせお金をかけて作るなら、少なくとも一部は保存するべきでしょう。あと、今からでも遅くないので、第二太陽の塔は検討してほしいw

・開催時期は半年遅らせてもよい。

計画通りの開催時期だと、夏の暑い時期に重なってしまうので、現在の工事の進捗なども考慮して、半年後ろ倒しにするのは全然ありだと思います。9月ごろからの開催の方が、過ごしやすいのでは・・・

・南海トラフ地震に対する備えはあるか?

近未来にほぼ必発と言われている南海トラフ地震・・・これに対する備えはあるのでしょうか?ここは、万博後も含めた懸念材料になろうかと思うので、対策をしっかりとしておいて欲しいです。

まとめ

以上、2024年1月時点での、2025年大阪万博の現状と問題点について概説いたしました。

大阪万博は、大阪の都市開発の一環、ひいては日本の成長戦略の一翼となるべきものと考えられますので、事業単体を取り上げてムダだのムダじゃないだのというのは、あまり意味がないことだと思います。もちろん、無駄なコストカットや、安全面での努力については最善を尽くしたうえでの話となりますが・・・

大阪の発展を願う当ブログ主としては、2025年大阪万博を楽しみにしております。

 

ぜひ、こちらもごらんください!

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