京都 神社仏閣

伏見稲荷大社:鳥居好きにはたまらない聖地!

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当ブログでは、主に北摂地区(大阪北部)の魅力を細々とまとめております。

本日は、大阪から少し離れ、今や世界的にも超メジャースポットとなってしまった京都伏見の伏見稲荷大社の参拝記をまとめます。

伏見稲荷大社は日本屈指のパワースポットと思う

今や世界中でSNS映えスポットとして知られる伏見稲荷大社ですが、昔はそれほどメジャースポットでもなかったような・・・

しかし、民間信仰を中心としてボトムアップに発展してきた伏見稲荷こそ、八百万の神を体現する日本文化の最も象徴的な神社かもしれず、そういう意味では「日本の伏見稲荷」が「世界の伏見稲荷」となるのはある種必然だったのかもしれないというように感じます。

伏見稲荷大社のみどころを紹介するサイトは山ほどありますので、本日は「伏見稲荷は日本屈指のパワースポットか?」という独自視点から参拝記を綴ってみたいと思います。

では、順に写真をみていきましょう。

山頂まで

こういう立派な朱と白の楼門は京都のメジャー神社ならではというか、北摂地区の神社仏閣にはあまりないように思います。

 

2階部分の屋根が四方に張っているため、真正面からのシンメトリー構図よりも、斜めからの構図の方が奥行き感が出て好きです。

 

千本鳥居の少し手前の大鳥居です。笠木(てっぺんの部分)の反りが美しい( ´艸`)

これぞ明神鳥居の代表格・・・と思っていたのですが、明神系鳥居ではあるものの正確には台輪鳥居というらしいです。「納」「奉」の文字の少し上に円形の部分がありますが、これを「台輪」というそうです。稲荷神社系は「台輪鳥居」が基本だそうな。知らんかった!

 

そして、世界的には日本最強のインスタ映えスポットかも知れない千本鳥居。

ここからは「台輪」のない普通の明神鳥居が続きます。

 

ネット上にどれだけあるんだという写真ですが、この奥行き感が美しいため伏見稲荷を紹介するときには載せざるを得ないw

昔はもっとひっそりしていたようなイメージがありますが、気のせいでしょうか。

外国人から見たら、きっと別世界への入り口のように見えるのでしょう。鳥居とはもともと神域を隔てるものなので、その通りといえばその通りです。

千本鳥居の先は、ひたすら山頂を目指して上ります。

各所見どころはたくさんありますが、伏見稲荷を紹介するサイトは山ほどありますので当ブログではすっとばして行きます。

 

千本鳥居以外の場所も鳥居だらけ。鳥居好きとしては、写真見ているだけでパワーを感じますわ( ´艸`)

 

ひたすら続く鳥居と階段、途中にいい感じの茶屋がいくつかあります。

ちょっとした山登りです。

 

よくこれだけ鳥居と社を建てたもんだと感心しながら上を目指していきます。

そして山頂の一ノ峰上社(いちのみねかみしゃ)。

末広大神の垂れ幕があります。

しかし・・・末広大神とは何者なのでしょう?伏見稲荷の公式HPにも情報はあまりありません。

伏見稲荷の公式な祭神は

①宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ):下社

②佐田彦大神(さたひこのおおかみ):中社

③大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ):上社

④田中大神(たなかのおおかみ):下社摂社

⑤四大神(しのおおかみ):中社摂社

で、上社の祭神は大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)のはずです。

大宮能売大神=オオミヤノヒメとは、天照大神=アマテラスの侍女ですが、伏見稲荷においては宇迦之御魂大神(=お稲荷さん)に使える巫女を神格化したものとなっているようです。

末広大神=オオミヤノヒメで良いのかな?

よくわかりませんでしたが、伏見稲荷の神様は色々な名前がついているそうな。この「よくわからないところ」が日本的とも言えるのかもしれません。もとい、末広大神は商売繁盛の神として信仰されてきたようです。

 

下山の風景

見どころたくさんの伏見稲荷なのですが、見どころが多すぎてすべては紹介しきれませんw

何枚かのスナップ写真でお茶を濁します。

下ノ社、中ノ社、上ノ社にも無数に社があります。社の数だけ神様が存在する・・・まさに、日本の八百万の神を体現したようなところだと来るたびに思います。

 

ひとけが少なくウェットな雰囲気も漂う場所もあり、ここは霊山なんだなぁと改めて感じます。

木の根が複雑に絡み合い、その上に苔が生える姿は、長い歴史を感じさせるものです。

 

千本鳥居のきわまで下りてきたところ。

 

こちらは鳥居がいっぱいの「メイン通り」ではないためひとけが多くはないですが、きれいに整備されていて歩きやすいです。

 

 

最後に、千本鳥居の動画をどうぞ。特に編集は行っていませんが、雰囲気をお楽しみください。

 

感想:ここほど信仰の多様性を示した場所って他にあるのだろうか?

いや~何度来てもいろいろな意味ですごいところだと感じます。

千基を超える社があり、社の数だけ神様がいる。まさに八百万の神の精神を象徴したような場所で、日本文化の一つの側面を現わしているのではないかと思います。

鳥居がいっぱいでインスタ映え!だけでなく、その蓄積した複雑な日本文化の象徴のような部分にも、外国人は魅力を感じているのかもしれませんね。

そういう意味では、間違いなく伏見稲荷大社は世界的にも知名度を得るに相応しい、日本有数のパワースポットと言えるのでしょうね。というか、鳥居好きにとっては日本最強のパワースポットですわ。ここまでのものは北摂地区にはない・・・

 

アクセス

大阪からのアクセスは、JRよりも京阪電車が便利です。

自動車を利用の場合は第二京阪の利用が便利かと思います。しかし、神社近辺は道も狭く人通りも多いので気を付けないといけません。

 

まとめ

伏見稲荷大社の参拝記をまとめました。

鳥居マニアにとってはまさに聖地といえますし、八百万の神を体現したような山全体の雰囲気は、世界に誇る日本最強クラスのパワースポットといえるでしょう。

千本鳥居で写真映え( ´艸`)、だけでなくその歴史を紐解いてみても面白いかも知れません。

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